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創業・新事業の立ち上げに!用意しておきたいブランディングツール7選

2025.05.23

その他

弊社は、社内報や社史の制作を専門とする編集プロダクションですが、紙媒体のデザイン業務も多く手がけており、名刺や会社案内、封筒など各種ツールのご依頼をいただくことも増えています。

創業時や新規事業の立ち上げ時には、「第一印象」が非常に重要です。どんなに素晴らしいサービスや理念があっても、それを適切に伝えるツールがなければ、相手に届きません。そこで大切なのが“ブランディングセット”です。外部と接点を持つための各種ツールを整えておくことで、信頼感と統一感のあるスタートが切れます。

本記事では、創業時や新事業立ち上げ時に用意しておきたい7つのブランディングツールをご紹介します。

 

ブランディングツール7選

1. ロゴ

“企業らしさ”を象徴するデザインの核

ロゴは、会社や事業のイメージをひと目で伝えるための象徴的なツールです。名刺、チラシ、ホームページ、封筒など、あらゆる媒体に展開されるため、最初に整えておくことでその後の制作物の方向性が定まります。

また、アイコン的に使えるもの、横長や縦長に対応したバリエーションなども検討しておくと、実用性が広がります。後から変更することはブランドイメージに影響するため、立ち上げ時にしっかりと設計しておくのがおすすめです。

 

2. ストーリー

想いや背景を言語化する「芯」

「なぜこの事業を始めたのか」「誰のために、どんな未来を描いているのか」——こうした想いや背景を整理し、言語化したものが“ストーリー”です。パンフレットやホームページ、採用資料などあらゆる場面で語る軸になります。

特に共感を呼ぶメッセージは、ブランドをより強固にし、関係性を築く手助けになります。創業時はもちろん、社史やビジョン策定にもつながるため、早い段階で整えておきたい要素の一つです。

 

3. 名刺

最初の「顔」としての重要ツール

名刺は、もっとも手軽で確実に手渡せるブランディングツールです。ロゴやブランドカラーを使った統一感のあるデザインは、相手に企業の姿勢や丁寧さを印象づけます。

紙質や加工にこだわれば、“小さいけれど強い一枚”に仕上がります。

 

4. チラシ(フライヤー)

認知拡大やイベント告知の“即戦力”

創業時や新事業立ち上げ時は、固定のお客様がまだ少ない段階です。そのため、同業者の集まりや異業種交流会など、さまざまな場所に足を運ぶ機会も多くなります。そのような場面で、名刺交換だけでは印象が薄れやすく、次につながりにくいこともあります。

そこで効果的なのが、商品・サービスの魅力を簡潔に伝えるチラシです。

デザインの工夫次第で反応率が大きく変わるため、キャッチコピーやビジュアル、情報の整理が重要です。

 

5. ホームページ

信用力を高める“企業の玄関口”

現代において、ホームページは「あるのが当たり前」であり、ないと信頼を損なう可能性もあります。会社概要や事業内容、問い合わせ先など、最低限の情報を整理して掲載するだけでも安心感が生まれます。

また、SNSとの連携や、採用・広報・営業など多目的での活用も可能です。

 

6. 会社案内

“紙で残す”信頼性と丁寧さの象徴

対面での営業の際は、紙の会社案内が今なお力を発揮します。会社案内は、企業の理念、沿革、サービス内容などを1冊にまとめた“プロフィール”です。

派手な演出や複雑な仕掛けは不要で、必要な情報が簡潔にまとまっているだけで十分に効果を発揮します。

作成にあたっては、以下の記事も参考にしてください。

参考記事

中小企業が会社案内を作る際のポイント【おすすめの制作フォーマットあり】

 

7. 封筒

細部のこだわりが企業姿勢を語る

書類を送付する際に使用する封筒も、立派なブランディングツールの一つです。社名やロゴが印刷された封筒は、受け取った側に企業としての信頼感や誠意を伝えます。

長形3号や角2など、用途に応じたサイズを複数用意しておくと便利です。色味や印刷の質に気を配ることで、細部まで手が行き届いている印象を与えることができます。

 

まとめ

創業時や新事業の立ち上げ期には、営業や発信の“中身”と同じくらい、“見せ方”や“伝え方”づくりが大切です。今回ご紹介したブランディングツールは、すべて整える必要はありませんが、最低限のセットがあることで立ち上げがぐっとスムーズになります。

弊社では、ロゴや名刺、パンフレットなどの紙媒体を中心に、会社案内一式の制作をお手伝いしています。

必要なものを必要な分だけ、無理のない形で整えるお手伝いが可能です。ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。