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中小企業向け! お客様に伝わる会社案内の作り方完全ガイド

2025.03.21

その他

会社案内は、企業の魅力を伝える大切なツールです。名刺交換の際に渡したり、商談の場で補足資料として使ったりすることで、自社の強みや特色をより分かりやすく伝えることができます。また、意外ですが、大企業と取引を始める際(取引口座を開設する際)に求められたりもします。

会社案内の基本的な役割は「自社の紹介」です。シンプルに言えば「どんな会社なのか」「どんな事業をしているのか」をまとめたものです。

中小企業の場合、A3二つ折り(4ページ構成)の会社案内が主流です。コンパクトで持ち運びしやすく、情報量もちょうど良いため、多くの企業で採用されています。

会社案内に掲載したい項目【必須項目】

 

①表紙

 

表紙はシンプルで構いません。むしろ、シンプルなデザインの方が企業イメージを洗練されたものに見せられます。写真を一面に載せたデザインも人気です。

また、単純な模様を取り入れたり、白を基調にしたミニマルなデザインにするケースも多く見られます。

最近では、イラストを取り入れる会社も増えており、特に親しみやすさを重視する業種では効果的な手法です。

 

②ご挨拶

 

会社案内を開いたとき、最初に目にするのが代表者の挨拶です。ここでは、会社の理念やビジョンを簡潔に伝えることが大切です。「私たちはこんな思いで事業をしています」「お客様にこんな価値を提供したい」といったメッセージを盛り込みましょう。

長すぎる文章は敬遠されがちなので、短めのメッセージと代表者の写真を掲載することで、信頼感のある印象を与えられます。最近は、代表者の写真の下に直筆のサインを載せる例も多くみられます。なんとなくオシャレになります。

 

③会社概要

 

会社案内には、基本情報をしっかり記載しましょう。企業名、代表者、URL、資本金、保有資格、事業内容、沿革などが一般的です。

ただし、住所や電話番号は裏表紙にも掲載するため、ここでは省略しても問題ありません。

 

④事業内容

 

ここが会社案内の最も重要な部分です。1ページを丸々使い説明しましょう。

単に事業内容を羅列するのではなく、「どんな課題を解決できるのか」「どのような価値を提供できるのか」を意識して説明すると、読み手に響きやすくなります。

可能であれば、実績や導入事例も簡単に紹介すると、より説得力が増します。

 

⑤裏表紙(連絡先・アクセス)

 

会社の住所、電話番号、FAX、メールアドレスなどを記載します。アクセス情報として、最寄り駅や地図を載せておくと親切です。

特に来社の機会が多い業種では、交通手段の案内も記載すると良いでしょう。

会社案内に掲載したい項目【任意項目】

会社案内には、必須の項目以外にも、より企業の魅力を伝えるための追加要素を入れることができます。

例えば、

・主要取引先やパートナー企業
・企業の強みや差別化ポイント
・CSR活動や社会貢献の取り組み

などが挙げられます。特に、競争の激しい業界では、自社の強みをしっかりアピールするページを作ると、印象に残りやすくなります。

「作って終わり」にしない!会社案内を育てる考え方

会社案内は、一度作って終わりではなく、定期的に更新していくべきツールです。事業内容が変わったり、新しい取り組みが増えたりしたときに、古い情報のままだと「更新されていない会社」という印象を与えてしまうこともあります。

例えば、新しい実績や導入事例が増えたら、次回の印刷時に反映するようにしましょう。特にデジタル版の会社案内を活用している場合は、都度アップデートすることで、最新の情報を提供できます。

また、営業担当者やスタッフからフィードバックをもらい、「もっとこうした方が伝わりやすい」といった意見を反映させるのも大切です。

最近の流行:ポケットファイルの活用

会社案内のひとつの形としてポケットファイル形式があります。最近、弊社でこの形態を提案すると、採用されるケースが増えています。

ポケットファイルとは、A4サイズの書類を挟めるフォルダー型の会社案内です。表紙や基本情報は印刷された状態で、内部には個別の事業紹介ペーパーを差し込めるようになっています。

この方法のメリットは、事業が変わった場合でも、中身のペーパーだけを差し替えれば使い続けられることです。また、クライアントごとに必要な情報を取捨選択して渡せるので、営業ツールとしての柔軟性も高まります。

このように、会社案内のスタイルも進化しています。従来の冊子型も良いですが、より実用的で長く使える方法を選ぶことも大切です。