紆余曲折ありながらも、なんとなくのフォーマットが決まってきました。
本日はついに企画会議です。
4名のメンバーがそれぞれ考えてきたことを発表していきました。
でてきた企画の一部を紹介したいと思います。
社内報のネタ
1.社長・役員のメッセージ紹介
一般的に経営陣と一般社員が会話をする機会はほとんどありません。そこで、社長や役員の思いや気持ちを掲載したいと考えました。また、経営理念や方針を継続して発信することで組織内に浸透できるかと考えました。
例)
・社長が会社を起業した理由
・社長がこれまでに苦労したこと
・経営理念を作ったときの思い
2.社内報プロジェクトメンバーの自己紹介
今回が、社内報の創刊号となります。そこで、まずは、社内報を作成しているメンバーの紹介から始めた方が良いだろうというアイデアがでました。
例)
・社内報を作成しているメンバーの紹介
・ある社員のオフの過ごし方
・ある社員の趣味
・ある社員の好きな歌手・映画
・ある社員が飼っているペット
ちなみに「ある社員」というのは、C子の発案で“私”になります。C子の提案にA子、B子も賛同してくれたのが良かった。
3.新入社員紹介
私自身、他部署の新入社員については顔も分かりません。そこで、新入社員紹介を行うことで、顔を覚えてもらおうと思いました。単に紹介しても面白くないので、新入社員にも協力してもらい「自身の推しポイント」を書いてもらおうかというアイデアもでました。
例)
・なぜこの会社に入社してきたのか?
・こんな上司は嫌だ!
・5年後、10年後こうなっている!
・ある新入社員の推しポイント
4.社員紹介
社内報の定番ネタともいうべき自己紹介。普段会うことのない社員のひととなりを紹介することで、他部署との交流の機会となります。これにより、部門を超えたコミュニケーションの活性化を促し、組織全体の一体感を醸成する効果が期待できます。
例)
・ある社員の家族紹介
・ある社員の仕事に1日密着しました
5.部署紹介
会社に長くいても、他部署が何をやっているのかはわからないものです。若手社員であればなおさらです。そこで、部署を紹介することで、部署間の連携を創出できれば良いなと考えました。
例)
・どんな仕事をやっているのか?
・この事なら、俺に聞け!
6.社内や社外のイベント
社内イベントは部門を超えたコミュニケーションの絶好の機会です。知り合いだけに声をかけるのではなく、社内報を使って、広く参加者を呼びかけることで輪が広がればいいと思いました。また、社内イベントの舞台裏を紹介する企画も面白いのではないかという話もでました。
例)
・来月社内で飲み会をやります!
・読書サークルを立ち上げたい
・社外のイベントがあるけど参加者募集中!
7.会社の近くのおススメ飲食店
会社の近くにあるものの、まだまだ知らないお店がたくさんあります。そこで、社員がランチやディナーにおススメのお店を紹介できれば面白いと思いました。また、地域貢献にもつなげ、会社と地域が密着するようになればいいなと思っています。
例)
・ランチならここを外すべからず!
・ディナーならここ!
・飲み会なら、ここだよねぇ!
8.経費精算のやり方
新入社員だとやり方が分からない、久々に処理をするとどこに何を書くのだっけ?と頭を抱える人も多いので企画にしました。その他にも、エクセルやワードのテクニック、事務効率化の方法などもアイデアとしてでました。
例)
・経費精算とは?
・経費精算のやり方について
9.会社へ福利厚生を要望する!
他社にはあるけど、自分たちの会社にはない、という制度等があるはずです。様々なしがらみ等でできないのも分かりますが、まずは問題提起をして、皆で良い会社にするために、必要なモノを取り入れたいと思います。
例)
・アニバーサリー休暇が欲しい
・ペット病院休暇が欲しい
・置くだけ社食を導入したい
10.The対談
プロジェクトに携わった社員同士で、進捗状況、課題、進め方など、実施してきた内容を紹介する企画です。営業成績の良い社員と新入社員が対談し、成功するために必要なことや仕事への取組などを記事のなかで紹介しても良いと思いました。
例)
・新入社員が営業トップ成績の先輩より学ぶ
・プロジェクトに携わった二人がやってきたこと
11.骨休め
社内報は会社がオフィシャルに発行するものです。しかし、すべての記事が仕事がらみだと読み手も疲れてしまいます。そこで、骨休め企画もあったらいいのではというアイデアがでました。
例)
・本当にあった怖い話
・来月から上映される映画情報
・私の失敗談を聞け!
12.社内報プロジェクトメンバーの厳選スポーツ情報とテレビ情報
サッカーを始めとしたスポーツ情報を掲載する企画です。特に「日本代表」が活躍する時期は、代表を扱いたいと思います。またTVerの普及に伴い全国ネットではない番組もネットを通して視聴できるようになったため、面白いテレビ番組をピックアップしてもいいと思いました。
例)
・社内報プロジェクトメンバーが注目するスポーツ
・社内報プロジェクトメンバーが注目するテレビ
WEB社内報のネタ決定
事前の宿題にしていたこともあり、前述のように様々なネタがあがってきました。
実際、これらのネタを記事にすれば社内報の完成です。
しかし……これまでのバタバタがあり、発行期限の2月までは時間がありません。
そこでメンバーで話し合った結果、創刊号はこのうち4ネタを採用することにしました。
実際に採用したネタは以下のとおりです。
ネタ | 担当 |
1.社長のメッセージ(インタビュー) | A子・B子・C子 |
2.社内報プロジェクトメンバーの自己紹介 | A子・B子・C子 |
3.部署紹介 | A子・B子・C子 |
4.経費精算のやり方 | A子・B子・C子 |
5.社内報プロジェクトメンバーの厳選スポーツ情報とテレビ情報 | 私 |
創刊号ということであり、社長に「社内報にかける思い」などを語ってもらいたいと思いましたが、A子は「これって社長にインタビューするってことですよね?大変ですね」と嘆き顔。
たしかに、世の中を探してもインタビューの経験がある人なんて少数だと思います。
ここばかりは頑張ってもらうしかありません。
ここでC子から思わない提案が!
「記事を一方的にアップするのではなく、コメントを書き込めるようにして、双方向のコミュニケーションを取れるようにしたらどうか?」
とのこと。非常に前向きな提案であるなと思いました。
私としても、「イイね」や「なるほど」と言ったリアクション機能があれば、社内報が活性化するだろうと確信しました。
そこで早速、C子にシステム担当にリアクション機能を付けられないか確認するよう指示をしました。
C子としては自身の提案を採用してもらい、嬉しかった様子です。